自我変革には「未来の記憶を作る」という方法も極めて有効です

自分の認識はすべて記憶から来ています。

自分が認識している世界は、”すべて重要だと思ったこと”でできています。

そして重要だと思ったことは、五感を通じて外から脳へ入ってきた情報です。

その情報とは、言い換えれば記憶です。

体験した瞬間はリアルな現実だったとしても、一瞬後にはもう”記憶”としての情報です。(実際は体験した瞬間も脳で認識している以上は情報と言えます。)

記憶により”何を重要と思うか”も決まり、それがそのまま自我となります。

だから目の前の現実はすべて記憶で出来ているということが言えます。

大体は親や教師や電通(マスメディアなど)に言われた記憶により、現実を認識していることになります。

初めて会う人に対する印象も、過去の記憶が大きく関係します。

自分の記憶を参照しながら、「この人はいい人そう」とか「この人はポジティブな思考をしてそう」というように判断をしています。

もちろん「あの人はこんな功績があって」とか「高校時代は体操部で部長を務めていた」とか、そういう事前情報も判断のための記憶になります。

人に対する印象の一番根本は、親との記憶です。

人間にとっては親との関係が、最初の人間関係です。

親子関係の中で積み上げられた記憶が、他の人を認識するときの一番深い記憶情報となります。

だから相手に良い印象を持ってもらうための内部表現の書き換えとして、その人の親子関係の中で良い記憶を引っ張り出して、自分に当てはめるように工夫するという方法もあります。

商談相手や初めて会う人に良い印象を持って貰いたいときには、たとえば少し低い声で話すとか、ゆっくり話すようにするだけでも印象が変わります。

(正確には、印象が変わるようにうまく話し方を調整します。ただ低い声で話せばいいわけではなく、良い印象を持ってもらえるように相手の認識をコントロールすることが重要になります。そこは練習が必要です。)

記憶を上手に操ることで現実に対する認識は変わります。

反対に言えば、現実を変えていくためには記憶を操る必要があります。

先程も書きましたように、ほとんどの記憶は親や教師や電通などマスメディアから来ています。

自分以外の人によって言われたことが記憶として残り、そのまま自我を形成しています。

日本で育った人と、ロシアで育った人が異なるように世界を認識をしているであろうことは想像に難くありません。

それは持っている記憶が違うからです。

言葉が違い、文化も違う。

常識が違うわけですから、重要性ももちろん異なります。

自分の育ってきた環境が、自我形成に大きく影響を与えています。

自分自身を変えるということは、そういった記憶から自由になっていくということです。

では記憶から自由になっていく方法は何か?

気功で”記憶を抜いていく”というのは一つの方法です。

気功は内部表現に直接介入する方法ですから、記憶にももちろん働きかけができます。

特定の記憶の重要度を大きく下げることもできます。

記憶は情報ですから書き換え可能です。

あるネガティブな記憶が人格形成に大きく影響を与えているとしたや、その記憶からネガティブな感覚だけを抜くこともできます。

そうすると、そのネガティブな記憶を使って現実を認識しなくなります。

現実に対してポジティブな印象を抱けるようになります。

さらにポジティブな記憶を集めて現実を認識できるようにして行けば、人生は大きく変わるでしょう。

気功はそれを可能にします。

記憶に直接働きかけることのメリットです。

それからもう一つ技があります。

それは”新しい記憶を作り出してしまう”という方法です。

記憶は継ぎ接ぎが可能です。

複数の記憶から良いとこ取りをして、新しい記憶を作ることができるのです。

だから空を飛んでいる自分を想像することができますし、住んだことのない国で暮らす自分を想像することもできます。

記憶の継ぎ接ぎが出来るから、自分が体験したことがないことでも臨場感を高く持つことができます。

(目の前の現実に対する臨場感すらも、記憶の継ぎ接ぎの結果です。)

だから新しい自我を作る方法として、新しい記憶を作るという方法が成り立ちます。

未来の記憶を作るということです。(ゴールも抽象化された未来の記憶です。)

それは新しい未来の自分の物語を作る、ということです。

そのためには、ただ想像をするということ。

例えば、日本以外のどこかの国で暮らしている自分を想像してみるというのは良い方法です。

「明日何しようかな?」くらいの気楽な感覚で、自分が選んだ地域で何をして暮らしているかを想像してみます。

ネットや本などで知識を集めつつ、あとは自分の記憶で補って想像をすれば意外と臨場感が湧くものです。

臨場感が出れば、それは自分にとっての新しい記憶です。

あとは繰り返しその新しい記憶を思い出すことによって、脳がその記憶を重要だと認識して長期記憶化されます。

すると新しい自我が形成されます。

ちょっとした自分の行動や言動が変わっていきます。

そのちょっとした変化の積み重ねが、現実に大きな変化をもたらします。

この方法は気功が使えた方が記憶操作がしやすく臨場感も出やすいですが、気功が使えなくてもイメージの話ですから誰にでもできます。

記憶への介入は自我変革の重要な要素です。

知識が自我に与えるカラクリを知識として認識することで、それだけで記憶への介入はしやすくなります。

「なぜ記憶が自我形成に影響を与えるのか?」

そう自問をして、考えていくといいです。

もちろんその答えは記事に書いていますが、自分で改めてロジックで追うことで、自分の生きた知識となります。

もちろん新しい記憶を作るワークをやってみて、体感的に納得していくことも大事です。

知識偏重になると、実際の感覚から離れてしまい、ロジックは合ってるけど感覚は全然ズレている、ということになりかねません。

知識と感覚の両方が重要になります。

記憶が自我に影響を与えるということ、記憶を上手に操ることで新しい自分になれるということ、そのことをロジックと感覚の両方から納得して行って貰えたらと思います。

実際の感覚はブログでは比喩として伝えています。

もっと直接的な感覚はセミナーやセッションで教えています。

本格的に学びたい方はお越しください。

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